記事のターゲット
- これからブログを始める方
- 同じユーザ名、パスワードを使い回しがちな方
ブログを開設するにあたり、複数のサービスにユーザ登録することになり、それぞれにユーザ名、パスワードを必要とする。
同じ文字列を使い回すのも悪くはないが、一つの登録情報が洩れることで、すべての登録先のサービスが乗っ取られてしまう恐れがある。
幾ら個人運営のブログとはいえ、ある程度の責任、保証が求められる(各サービスの使用規定を見てみよう)筈なので、公に情報を発信する行為と共にセキュリティ管理には気を付けたい。
ここでは、管理が難しくない程度に複数のサービスで使用するユーザ名、パスワードなどの一例を示そう。
目次
複数サービスへの登録内容の一例
一例として、「ホゲホゲ」さんがブログ開設する場合。
本人の名前からhogehogeを基本キーワードとして、ユーザ名などを決めていく。
もちろん実名を避けたければ、何かしらのニックネーム、ハンドルネームを基本キーワードとする。
ブログ名
hegehogeブログ
ドメイン
hogehogeblog.com
ユーザ名
基本キーワードをGoogleのユーザ名に使用し、サーバごとに追加した文字列で区別する。
"login"といった推測できる文字列は避けるべきかもしれないが、あまりに意味不明なキーワードにすると覚えきれなくなるので、その辺りは各々の許容できる範囲でアレンジを。
Google
(メールアドレス) |
hogehoge
(hogehoge@gmail.com) |
レンタルサーバ | hogehoge-svrlogin |
WordPress | hogehoge-wplogin |
アフィリエイトASP | hogehoge-asplogin |
パスワード
パスワードは、各々でパターンがあると思われるが、一部の文字列を共通にして、ログインするサイトごとに別な文字列を追加するのが覚え易い。
ただ、セキュリティを重視するのであれば、共通文字列は避ける方がよく、もう少しランダム性を持たせた文字列にして、パスワード自体は紙に書き出しておく方が理想的である。(同居人次第ではあるが)
abcd1234-A01 | |
レンタルサーバ | abcd1234-A02 |
WordPress | abcd1234-A03 |
アフィリエイトASP | abcd1234-A04 |
注意
当記事の「ホゲホゲ」さん、hogehoge.comなどの記述は、一例として示しているものであり、それぞれの実在の対象とは関係ありません。
まとめ
基本キーワードをベースにして、登録サービスごとに文字列を追加して使い分けよう。
多くのサービスに登録していくと、どうしても同じ文字列を使い回しがちになるが、新たに始めるブログについては、心機一転、セキュリティ管理にも配慮してユーザ名、パスワードを決めることをお勧めしたい。
"どうでもよい"と感じる人も多いとは思うが、そういう気質はブログの内容にも現れ、いずれブログ運営自体が"どうでもよい"と感じてしまうものだ。
ブログ開設が"ただの勢い"でないのであれば、そういった細かなところも大事にして欲しい。
手抜きしたい人へのポイント
- 基本キーワード+目的別文字列でユーザ名を使い分ける。
- パスワードは使い回さない。