通話無料で、月額約1,000円。
60歳以上で、携帯なんて通話できればよい、という方を対象にガラケー乗り換えのベストプランを提案する。
記事のターゲット
- auのガラケーを使っている60歳以上の方
- 携帯は通話できればよい方。
- 店頭サポートが必要な方
間もなくガラケーが使えなくなる、と定期的にauからDMが届く。
DMを開くと、3Gがどうの、スマフォがどうのと書いているが、どうせ通話にしか使っていないし、今のガラケーで困っていることはない。
ただ、来年の春(2022年3月)を過ぎると今のガラケーは使えなくなるらしい。
TVで盛んにCMしているスマフォに変える必要があるらしいが月額の料金が高くなるのは困る。
そんなガラケー難民にauは格安プランを救済案として用意してくれており、この記事では、プランの内容、料金、条件といったものを説明する。
目次
なぜガラケーは使えなくなるのか?
西暦が2000年を超えてからしばらくして、一部の富裕層やビジネスマンしか使うことができなかった携帯電話の料金が安くなり、一般に普及するようになった。
当初は、外でも電話ができるという、家の固定電話の単なる延長でしかなかったのが、携帯を使ったネットサービスであるdocomoのi-mode、auのEZwebが登場し、日本独自の携帯(ガラパゴス携帯=ガラケー)として今に至る。
さて、ガラケーが使えなくなる理由だが、ガラケーが3G(第3世代移動通信システム)という規格で使用されていることにあり、現在主流のスマフォの4G、5Gとは別な設備と無線周波数が必要になるため、利用者が少なくなってきた3Gは廃止したいのだ。
スマフォに変更するとどうなるのか?
これまでauでガラケーを使い続けていた方は、恐らく最低価格のプランであるプランSSシングルで契約しており、月額1,500円以下、無料通話も付く。
同じような契約内容でスマフォに変更すると月額料金は3,000円を超える上、通話料金は別となる。更に6~10万円のスマフォ本体も必要になるので、分割費用として1,200円が加算されるので、月額5,000円近く必要になる。
年間にすると単純に50,000円以上負担が増える。
月額約1000円で通話無料の切り換えプラン!
3Gを使用しているガラケーからの切り換えを促進するため、auから手厚い割引プランとしてスマホスタートプラン60が用意されている。
2年目以降、割引が変わるので若干料金は上がるが、それでも通話無料は永久継続する。
条件
auのガラケーを使っている60歳以上の方であれば、契約条件を満たしている。
ただし、指定機種のうち、ガラケーから無料機種変更できる対象はBASIO4だけなので注意が必要である。
- auのガラケーを使っている
- 60歳以上の方
- 指定機種を使用(GRATINA KYV48/AQUOS sense2 かんたん/BASIO4/BASIO3/LG it)
契約変更するには?
オンラインでも契約変更できるが、スマフォでインターネットを使わない利用者層を想定するとauショップで契約変更するのが安心だろう。
- auショップ、au Style、au取扱店で手続きしましょう。
- auショップ、au Styleは来店予約することができるので、待ち時間なく対応してもらうためにも、ぜひ事前に予約しておきましょう。
- 最大2週間先の日時を指定して予約することができます。
まとめ
60歳以上限定で、通話主体で使い方であれば、これ以上のベストプランはないと思う。
ブログを見る読者層には関係ないかも知れないが、自分の親御さん、親戚などで対象となる方が居れば、紹介してみるのはどうだろうか。
特に地方に居て、唯一の連絡手段が電話だけということであれば、毎月の生活費における電話料金の負担を抑えることができるだろう。
手抜きしたい人へのポイント
- スマホスタートプラン60にプランを変更
- BASIO4なら本体は無料
- いつまでも通話無料
ガラケーからスマフォに変更することで、ただの通話手段としては物足りなくなるかも知れない。
ネット環境に興味が出てくるようであれば、POVOといったデータ通信料金が格安となるプランへの変更を検討してもよい。